今月7日のオンエアを土曜日に見てみた。

まだ活気のあった昭和の港町ならではの、あぶく銭に群がる飲食街で暮らした小学生がいかに屈折していったのか、という話。

自分が発した言葉の品格を、『うん。』という呟きとともに都度確認しながら話を進めていく人。

自分の世界を自分から解き放ってしまわずとも、一歩一歩外界へと歩みを進めていける人の話し方だ。

ビビっていることが周りにまる分かりでは、大人としてはちょっとキツい。

ほんとは小心者でも、そういう歩み方なら、自信ありげに、かついやらしくなく生きていけるのだと思う。

安全のようでいて、(本人が冗談めかして言うように)やはり危険な本質をもつ彼が醸し出すムードは、人の目には魅力的に映るものなのだろう。

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